私の過去に向き合ってくれる人いませんか?
「ん……んん、」
目を開けた。そこには、綺麗な顔立ちをしている男が数人いた。
琴「誰?」
私は、聞いた。
?「お前良くそんな顔で誰?って聞けるな」
私は、言っている意味がわからなくてクビを傾げた。
?「自分の頬を触ればわかると思いますよ。」
知らないもう1人の人に言われ頬を触ってみる。
ビックリした。
私の頬には涙が……
私は、恥ずかしくて屋上を出ようとした。
が、バシッ腕を掴まれた。
?「お前は、何を隠してるんだ。1人で何を抱えてる?」
私は、暗い過去を持っている。
でもそれは、誰にも話したくない。
でもこの学校にいる生徒ほとんどがもう知っているのだ。
アイツらのせいでね。
でも絶対にあんたになんか言わない。
琴「あんたに関係ない。あんたに何がわかるの?あんたに私の気持ち分かるわけない!」
私は、必死に自分の気持ちを伝えた。
だいたい名前も分からないのに過去を教えろって何様のつもりよ!
私は、今度こそ屋上を後にした。
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