再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
第1章
幼なじみが超絶イケメンに!
「真凜(まりん)、この公園覚えてる?暑い日も、寒い日も毎日あなたを連れて来たのよ」
お母さんが懐かしそうに目を細めながら、滑り台のある小さな公園を指差す。
「覚えてないよ、もういい加減やめようよ。その思い出探し」
「ひどーい!少しぐらい共感してよね?ほんと冷めた娘だわー」
そんなのいちいち付き合ってられません。
お母さんってば、何年…ううん、10何年も前の話をしてるんだから。
小さい頃、この近くに住んでたんだって。
またこっちに戻ることになって、引っ越し当日の今日、車の中での話題はお母さんの思い出話ばかり。
あれこれ言われても、小さい頃のことはあんまり覚えてないんだよね。
だから困る。
お母さんが懐かしそうに目を細めながら、滑り台のある小さな公園を指差す。
「覚えてないよ、もういい加減やめようよ。その思い出探し」
「ひどーい!少しぐらい共感してよね?ほんと冷めた娘だわー」
そんなのいちいち付き合ってられません。
お母さんってば、何年…ううん、10何年も前の話をしてるんだから。
小さい頃、この近くに住んでたんだって。
またこっちに戻ることになって、引っ越し当日の今日、車の中での話題はお母さんの思い出話ばかり。
あれこれ言われても、小さい頃のことはあんまり覚えてないんだよね。
だから困る。
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