再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
「大丈夫?具合悪そうだけど」


「ありがと、平気よ…」


「お母さん、さっきなにを言おうとしたの?」


「あぁ…そうね、先にお風呂に入ってきていい?ちょっと疲れたわ」


そうなの?


めちゃくちゃ気になるんですけど。


だけど本当に疲れてそうだから、部屋で待つことに。


それにしても…。


涼真くんを尻に敷いてたって聞いた時は恥だと思ったけど、冷静に考えるとウケる。


あの涼真くんをだよ?


掌で転がして…ププッ。


楽しそう。

今の涼真くんなんて、全然言うこと聞かないじゃない。


うまくやれば、言うことなんでも聞いちゃう?


それも面白いかも…。


なんてことを考えているうちに、どんどん眠たくなってきた。


< 151 / 348 >

この作品をシェア

pagetop