再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
第3章
失われた記憶
「もう学校に行っても平気なの?」
「うん。休んでばかりもいられないし」
「そう…今日は送るわ」
「いいってば!行って来ます」
お母さんは心配そうにしているけど、これ以上心配をかけるわけにはいかないからね。
家を出ると涼真くんが立っていた。
「いつからそこにいるの?」
「ははっ、冷たいな~。まずは、おはようじゃねーの?」
「…………」
無視して通り過ぎるけど、そのまま後を追いかけてくる。
「ストーカーなの?」
「ほんっと冷たい女だな…信じらんねぇ」
「あたしだって信じられないよ。彼女いるんだよね、しつこくしないで」
「…………」
涼真くんはそのまま黙ってしまった。
「うん。休んでばかりもいられないし」
「そう…今日は送るわ」
「いいってば!行って来ます」
お母さんは心配そうにしているけど、これ以上心配をかけるわけにはいかないからね。
家を出ると涼真くんが立っていた。
「いつからそこにいるの?」
「ははっ、冷たいな~。まずは、おはようじゃねーの?」
「…………」
無視して通り過ぎるけど、そのまま後を追いかけてくる。
「ストーカーなの?」
「ほんっと冷たい女だな…信じらんねぇ」
「あたしだって信じられないよ。彼女いるんだよね、しつこくしないで」
「…………」
涼真くんはそのまま黙ってしまった。