再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
ズ…ンと頭が重たくなってくる。


あぁ、考えるのよそう。


なんだろう、あたしになにが起きてるの?


こんなことが過去にもあった気がする…。


ズキン。


やだやだ、今から楽しいショッピングなのに!


違うことを考えようっと。


目的地に到着し歩いていると、他校の生徒に声をかけられた。


「どこの制服?今ってひとり?」


なんなの…鬱陶しいな。


見た目チャラそうな男の子。


うちとは違う制服を着ていて、ちょっと大人っぽくはあるけど年上なのか年下なのかもよくわからない。


無視してもずっとついてくる。


「暇なら遊ぼーぜ」


「暇じゃないから」


こんなところでブラブラしてる時点でめちゃくちゃ暇そうに見えるけどね!


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