再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
第4章
告白
昨日…家に帰ってから、ずっと体が火照って眠れなかった。
好きっていう涼真くんの囁きを、何度も何度も思い出す。
今だって…。
「次のバス停で烈が乗ってくるから、席交代しよう」
登校中のバスの中で、涼真くんと上手く話せないでいる。
俯いてばかりのあたしに、涼真くんは優しく話しかけてくる。
「ありがと…」
通路側から窓側へ移動した。
「烈に言っていー?真凜とキスしたって」
「ええええっ、絶対だめっ!!」
車内に響き渡るような大声をあげてしまい、慌てて口を噤む。
「わかりましたー」
あたしの失態を咎めるでもなく、涼真くんはただ楽しそうに笑っている。
そういえば…。
好きっていう涼真くんの囁きを、何度も何度も思い出す。
今だって…。
「次のバス停で烈が乗ってくるから、席交代しよう」
登校中のバスの中で、涼真くんと上手く話せないでいる。
俯いてばかりのあたしに、涼真くんは優しく話しかけてくる。
「ありがと…」
通路側から窓側へ移動した。
「烈に言っていー?真凜とキスしたって」
「ええええっ、絶対だめっ!!」
車内に響き渡るような大声をあげてしまい、慌てて口を噤む。
「わかりましたー」
あたしの失態を咎めるでもなく、涼真くんはただ楽しそうに笑っている。
そういえば…。