再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
次はなに?



ペン立てからハサミを掴むと、力いっぱい振り回し始めた。



えええっ!



ちょっ…やばくない!?



危険を察知して、急いで保健室を出ようとしたら環奈ちゃんのハサミが飛んできた。



ひゃああっ!



こんな危ない物はどこかに隠しておかないと。



ハサミを拾って部屋の隅に置こうとしたら、今度は薬品棚に入っている物を投げつけてきた。



ガシャーン!



「きゃあっ!やめて!!」



「あんたなんか消えて!!早くいなくなれ」



「落ち着いて!」



近寄ろうにも物が飛んできて危な過ぎる。



前に誰かが言ってた、暴れるって…このこと!?



< 274 / 348 >

この作品をシェア

pagetop