再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。

私の宝物

次の日…環奈ちゃんは用具倉庫の中で眠っているのを発見された。



無事でよかった…と思っていたら、環奈ちゃんのママが環奈ちゃんを連れてうちにやって来た。




環奈ちゃんのママはもの凄い形相で私を睨んでいる。



黙っていたことを怒られるのかと、ビクビクしていたら…。



「どういうつもりですか!!おたくの子供が環奈を閉じ込めたって。あんな暗くて汚いところに…かわいそうな環奈」



え…どういうこと?



環奈ちゃんはママに抱かれてシクシクと泣いている。



「かくれんぼしていて?探しに来るまで出たらダメだって…。聞けば凶暴な子らしいじゃないですか。怖くて出られなかったと言ってるんです」


環奈ちゃんは私を冷たい目で見ている。



どうして?



違うよね?



本当のことを話さなきゃ。



私はそんなこと言ってない!



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