再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
できないって知ってる。



涼真くん、結構意地悪ーっ。



「また、そのうち…」



「うわー、引っ張るな。まぁ、そのうちな。帰る頃かな…」



「早すぎでしょ!」



たくさん話しているといつの間にか日付が変わっていて、慌てて涼真くんは帰って行った。



これから、色々と不安なこともあるだろうけど…涼真くんとなら乗り越えられる気がする。



もしまた記憶が消えるようなことがあるとしても…今日のことだけは絶対に忘れたくない。


涼真くん…。



気持ちを伝えてくれてどうもありがとう…。



私も大好きだよ。





< 326 / 348 >

この作品をシェア

pagetop