再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
第2章

恋のライバル出現?

家に帰って呆然とした。


冷蔵庫に…なにもない!


それもそのはず、昨日は引っ越したばかりで買出しにも行けず、夕ご飯は宅配だったし朝は買い置きのパン。


なにも食べる物がなーい!


近くにコンビニもなさそう…さあ、どうする。


バスで駅まで出る?


さすがにめんどくさいなぁ。


うーん…。


どうしたものかと悩んでいると、玄関の外から声がする。


涼真くんが帰って来た?



この際だから、気はすすまないけど一緒に食べに行ってもらおうかな。


「涼真くん!」


ガチャッとドアを開けると、そこにいたのは涼真くんじゃなかった。



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