君が幸せなら、それでいい。
昼食を取ったあと、僕達は数個乗り物に乗ると、肝試しをするために地元へ帰ることにした。その前になにかお土産を買って帰る、と言い、凛はお土産屋さんに入っていった。
「凛。なにか欲しいのあった?」
「んー、悩み中!どっちが可愛いかな?」
そう言って見せてきたのは二匹の人形だった。
両方ともこの遊園地のキャラクターみたいで、ひとつはパンダの人形。もうひとつは熊の人形だった。
「どっちも変わらないと思うけど?」
と、僕が言うと、凛は僕の足を軽く蹴ってきた。
「全然違うよ!優ちゃん!」
もう、っと声を漏らす凛。
そんなこと言われてもやはり同じようにしか見えない。
「じゃあこうすればいいんじゃない?どっちか買って、もう片方が欲しくなったらまた遊園地に来る。だから今回はパンダにしとけば?」
凛は少し顔を曇らせたように見えた。
「凛…?」
「あ、ごめん!なんでもない!そうだよね、そうする!」
僕の声に反応し、熊の人形の方を急いで元の場所に戻していった。
僕はなにかおかしなことを言っただろうか。
「凛。なにか欲しいのあった?」
「んー、悩み中!どっちが可愛いかな?」
そう言って見せてきたのは二匹の人形だった。
両方ともこの遊園地のキャラクターみたいで、ひとつはパンダの人形。もうひとつは熊の人形だった。
「どっちも変わらないと思うけど?」
と、僕が言うと、凛は僕の足を軽く蹴ってきた。
「全然違うよ!優ちゃん!」
もう、っと声を漏らす凛。
そんなこと言われてもやはり同じようにしか見えない。
「じゃあこうすればいいんじゃない?どっちか買って、もう片方が欲しくなったらまた遊園地に来る。だから今回はパンダにしとけば?」
凛は少し顔を曇らせたように見えた。
「凛…?」
「あ、ごめん!なんでもない!そうだよね、そうする!」
僕の声に反応し、熊の人形の方を急いで元の場所に戻していった。
僕はなにかおかしなことを言っただろうか。