【完】ずっと友達なんて嫌だ
「ん?なんて?」
「なんでもないですー!てか、家ついた」
気づいたら着いてた。
やっぱり時間が過ぎるの早いな。
「じゃあ、また明日な!今日はありがとう!」
「ぜんぜーん?感謝したまえ、私様が付き合ってやったんだから!」
「はははっ。それそれ!それを期待してた!」
「どんだけMなんですか、あなたは」
「まぁ、葵ちゃんが元気になるんだったら俺はなんにでもなるから」
「⋯⋯そ、そんなカッコつけちゃって〜!じゃ、バイバイ!」
そう言ってすぐに家に入った。
「⋯⋯はぁ」
笑い飛ばしたけど⋯⋯
今日、本当にどうしたんだろう春輝くん。