【完】ずっと友達なんて嫌だ



ドキドキしながらそんなやり取りをして職員室に着いた。



そして、自然に離された手。



「⋯⋯」



なんなの!一瞬でも悲しいとか思った私、早くどっかに行って!



「失礼しまーす」



そんな気持ちを持ってる私とは裏腹にテンション高く職員室に入っていく春輝くん。



やばい、置いていかれる。



「おお、よく来たなー、これよろしくなー」



そして、渡されたの大量の紙。



「えっと、これは?」



「明日の朝礼で使うやつだ。ホッチキスで留めといてくれるか?」



「えっと、私日誌終わってないんですけど⋯⋯」



「2人でやれば早く終わる!よろしくなー」



そう言って勝手に紙を持たされ勝手に追い出された。




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