誰にもあげない。私だけのお兄ちゃん♡
「触らないでっ!!!」
私の目の前に出された腹が立つほど綺麗な白い手を思いっきり叩いて、私は自分の部屋に走った。
「メル!」
遠くでお兄ちゃんの声がした。
あの声は心配してる声…
でも追いかけて来てはくれないんだね。
きっと今頃お兄ちゃんはあの女と…
「ゔぇっ」
私はあまりのショックに吐いてしまった。
そして、今まで一度も傷つけたことがない自分の手首にカッターで深く傷を入れた。
でも、全然痛くなかった。そんなことより、『お兄ちゃんを盗られた』という事実が真実が現実が、私の頭に激痛を走らせた。
私はその夜、頭痛でなかなか眠れなくて、頭痛薬と睡眠薬をたくさん飲んだ。でも、すぐに気持ち悪くなって吐いちゃった。結局一睡もできなかった…。
私の目の前に出された腹が立つほど綺麗な白い手を思いっきり叩いて、私は自分の部屋に走った。
「メル!」
遠くでお兄ちゃんの声がした。
あの声は心配してる声…
でも追いかけて来てはくれないんだね。
きっと今頃お兄ちゃんはあの女と…
「ゔぇっ」
私はあまりのショックに吐いてしまった。
そして、今まで一度も傷つけたことがない自分の手首にカッターで深く傷を入れた。
でも、全然痛くなかった。そんなことより、『お兄ちゃんを盗られた』という事実が真実が現実が、私の頭に激痛を走らせた。
私はその夜、頭痛でなかなか眠れなくて、頭痛薬と睡眠薬をたくさん飲んだ。でも、すぐに気持ち悪くなって吐いちゃった。結局一睡もできなかった…。