誰にもあげない。私だけのお兄ちゃん♡
「私ね、考えたの。どうしてもお兄ちゃんが私を見てくれないなら、どうすれば私とお兄ちゃんは結ばれるのか…」

お兄ちゃんは恐怖で何も言えないのか、黙っている。怖がらないでよ?私、お兄ちゃんの妹だよ?怖くないよ?

「お兄ちゃんも本当は私のこと大好きなんだよね…でも私を選んでくれない。だからね、いい事思いついたの♪」

私は包丁をお兄ちゃんの顔にピタリとくっつけた。

「私がお兄ちゃんを食べてあげるね。そしたらお兄ちゃんは兄妹だからとか変なことに悩まず、私の中で幸せになれるよね?」

私はお兄ちゃんの首に包丁を当てた。


「いただきます♡」


グサッ
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