未知の世界6
主治医1
トントン
ん?
目覚めると見慣れない部屋…あれ、どこ…だ。
『かなー。入っていい?』
あ、たける。
その声で思い出した。アメリカに来てたんだ。
『かなー?』
「はーい、どうぞ。」
夢うつつで返事する。
たけるがいると言うことは、夜?
『かな、ずっと寝てた?』
「うん、帰ってそのままみたい…。」
格好を見て思い出した。病院から帰って寮母さんから説明を受けて…それから…ここに来て眠ってしまった。
『かなに、お客さん。』
ん?
たけるの後ろを見ていると、そこに立っていたのは
…。