未知の世界6
その夜、胸の辺りがザワザワしながら眠りについた。
仕事の後に少し走っちゃったからかな…。
椎名先生はしばらく泊まり込むと言ってたし。
たけるをこの時間に起こしたら、大騒ぎしそうだし…。
とりあえず寝て様子を見ようかな…。
と眠りについてどのくらい経ったのか…。
「っつ!!」
突然胸の痛みに目を覚ました。
「はぁはぁはぁはぁはぁ…痛い。」
胸を両手で掴むけど、痛みは消えない…
「うっ……くっ……。」
それから少しすると、痛みは引いて…気づくと再び眠っていた。