未知の世界6
『さぁ〜何を食べようかなぁ。』
食堂に着くと、たくさんのメニューが並んでいた。
第一の食堂もそれなりに綺麗だし美味しい。だけど、第二は最先端を行く病院だけあって、食堂も最近の大企業の社員食堂のようにメニューが豊富で、単品での注文もあるし、食堂の広さが違う。
患者さんや見舞い客の食堂はまた別であるようだから。それはそれでまたすごい……。
『うわぁ、すごい。何でもある。』
前にも来たことはあるけど、数回しか利用してない。
それに食事も薄味のものを選ばないと、この子のために。
トクン
胸に手をやると、また返事が返ってくる。
『かな、食べれるものありそう?』
「うん、あるある。」
大きいだけあって、健康食が豊富。
どれも健康的だけど、ボリュームのあるものばかり……。
だから選んだものは……。