未知の世界6

日本でいうマイクロバスで事務長さんが迎えに来てくれて、そのバスに乗ってみたが、日本の観光バスに匹敵するでかさ。アメリカにはまだまだ大きなバスが存在するんだろうな…。







『みなさん、お疲れ様でした。
これより30分程で病院に着きます。
大きなお荷物はバスで病院敷地内の寮に届けますので、必要なものはあらかじめお持ちください。』






丁寧な英語で分かりやすくて助かった。
たけるがいない今、なんとか自分で聞き取らないとこれからやっていけない。







そして事務長さんの言う通り30分して、懐かしい病院に着いた。







ん?






なんか一つ建物が増えてるような…







また案内か何かを見て調べてみよう。








病院に着いて早々、ロッカールームに案内された。







今回来た医者の中で女性は私一人。






女性用ロッカーに入って、私の名前のロッカーを開けると消毒液と術医と白衣が入っていた。







消毒液は全身にかけるように指示されていたので、頭から足の先までスプレーして、術衣に白衣を羽織った。






少し大きめなところがまたアメリカ。
丈は丁度いいけど、腕や脚が太くてガボガボしている。
まぁしょうがないかな…。







胸元にネームプレートを付けてメモ帳とボールペンを挟んで、気合いを入れてロッカールームを出た。
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