WORLD
だから、今日の後悔は時々感じる後悔とは全く違って、これまで感じたことのない後悔だった。


もう……嫌だ……嫌だ……嫌だ……


「……嫌だ‼」


自分が今、何をすれば良いのか分からなくて、どうすれば良いのか分からなくて、考えることがうまく出来なくなっているような気がしてくる。


「はぁ」


大きなため息をつくと、ベッドに顔をうずめた。


どうしようかな……

はぁ……


なにも考えられなくて、考えたくないから頭を真っ白にしてしまう。

そしたら、ずっと自分の体に入っていた力がスッと抜けて、私は眠りについてしまった―――
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