WORLD


止まりかけていた涙がまた、零れ落ちていく。


………ホントに?

……私、笹原と付き合って………良いの?

これも夢とかじゃないよね⁉


そう思って、自分の頬をつまんでみる。


「痛っ」


…現実っ……‼

やった……やった……やった……‼‼‼


「ささはらあぁぁ……」


すると、どんどん涙が出てきて、自分ではどうすることも出来なくなった。
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