ずっとそばで
ーーーあのあと、何も無かったかのように夜ご飯を食べた。









ドキドキしすぎて、正直あまり味がわからなかった。








皿洗いをしている誠。








これ以上同じ空間にいると、私の心臓、もたない…








「ま、誠…」








「ん?」








「お、お風呂、先に入ってくる!!」








「その報告は、覗いてもいいってこと?(笑)」







「ち、ちがう!!の、覗いたら一生口聞かないからね!」








「覗かないからちゃんとゆっくりあたたまっておいで」








ダメだ…
この調子じゃ、私の心臓、いくつあっても足りません…









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