ずっとそばで

門の前でさーちゃんと別れて、病院に向かう。






病院までは歩いて15分くらいで結構近い。







特に寄り道もせず、いつも通りの道を歩いていると、前から帽子を被った男が走ってきた。









驚いたけど特に警戒することもなく歩いていると…









｢っ…！｣







男が私の横を何故か少し姿勢を低くして通り過ぎた直後、太ももに鋭い痛みを感じた。










私の横を通り過ぎる直前、男の手に包丁が握られていることに気がついた。
でも避けようと考えた時にはもう私の太ももからは大量の血が流れていた。










｢きゃーっ！
誰か誰か救急車をよんで！｣









幸い、私がいた所はコンビニの前で、、、
コンビニから出てきた女性が叫び、コンビニの店員さんが救急車に連絡をしてくれた。