ずっとそばで
コンコンッ


ガラガラガラ




「おはよう千春ちゃん」



驚いて時計をみるともう6時を少し過ぎていた。

だいぶ夢中でやってたなぁ…



「熱測ろうか」



手渡された体温計をはさんだ。


ピピピピッ



"37.8"


「うん、だいぶ下がったね。じゃあ聴診させてね」



黙って首を振ると、付き添いの看護師さんにめくられた。




「うん、音もだいぶ良くなってきたね。じゃあちょっと口開けてくれる?」



「おえってなるやつ?」



「あー、多分千春ちゃんの想像してるやつだと思う。」



「いや…」



「佐藤さん(看護師)よろしく」


「はい。」




「…オエッ…グズン…」




「よし、おわりっ
喉は大丈夫そうだね。
朝ごはんもうちょっとしたら持ってくるね。」



そう言って誠先生と看護師さんが出て行った





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