キミと私のひと夏の恋
ー次の日

俺は、胸の違和感で目が覚めた。

かのんは、まだ寝ているようだ。

俺はかのんを起こさないように、そっと部屋を出た。


ーコンコン

親父「どうした」

「わりぃ、ちょっとかのんみといてくれねーか?」

親父「ぁあ。いいが、何かあったか?」


俺は、左胸を押さえた。


親父「大丈夫か?横になりなさい」

「ぁあ。」


俺は横になり、目を瞑った。

親父は何も言わず、部屋から出て行った。


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