キミと私のひと夏の恋
ーかのんー


何度呼びかけてもちひろは答えてくれなかった

私はちひろのケータイでお父さんにかけた。


「もしもし?お父さん、ちひろが!!!」

お父さん「かのんちゃん?どうした?」

「ちひろが!!!大変なの!!!」

お父さん「かのんちゃん、落ち着いて?ちひろがどうしたって?」

「倒れて、意識無くなっちゃって、、、わたし…」

お父さん「わかった。今から行くから待ってて?大丈夫だから。」


そういい電話は切れた。


ーガチャ

「お父さん…」

お父さん「かのんちゃん、ありがとね。もう大丈夫だからね。」


そういい、お父さんはちひろを運んだ。
そして、下で待っていた救急車に乗せられそのまま病院へ運ばれた。
私はその光景を見ている事しか出来なかった。


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