キミと私のひと夏の恋
ー暁斗ー

ープルルルル


「はい。」

?「暁斗。お前今どこにいる?」

「工藤か。ちひろ様の家だ。」

工藤「ちひろが居なくなった。」

「はあ?!」

工藤「かのんさんは?」

「ちひろ様の病室だと思うけど。」

工藤「2人で居なくなったか?」

「いや。それはないと思う。ちょっとかのんさんに電話してみるわ。また連絡する。」

工藤「ぁあ。頼んだ。」


電話を切り、かのんさんに電話をした。


かのん「暁斗さん?どうしました?」

「今どこにいますか?」

かのん「病院の近くの公園にいます。」

「そうですか。わかりました。ありがとうございます。」

かのん「どうかされたんですか?」

「いえ。なんでもないですよ。暗くなる前には帰ってきてくださいね。」

かのん「はい。わかりました。」

「でわ。」


そう言い俺は電話を切った。


くそっ
やっぱり一緒にいないのか。


俺は家を出て、車を走らせた。


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