キミと私のひと夏の恋
ーちひろー


病院を出て直ぐにタクシーに乗った。

行先はあいつの家。


ーガチャ


「おい。起きろ」

?「え?なんでお前ここにいんだよ。」

「ゆうたは分かってんだろ。俺をかくまえ。」

ゆうた「は?意味わからねーんだけど。」

「ゔぅ…」


急に大声出したせいか、急に胸に痛みが走った。


ゆうた「おい!大丈夫か?」


俺は何も答えられずその場にうずくまった。


ゆうた「おい、ちひろ!!」

「うるせー…大丈だよ。」

ゆうた「病院戻るぞ。こんな時まで強がんなよ」

「もう、時間がねーんだよ。だから…ゔぅ…」

ゆうた「分かったからもう喋んな。」


ゆうたは俺を軽々持ち上げベッドへ寝かせ背中をさすり続けてくれた。

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