キミと私のひと夏の恋
ーみつきー

ちひろはかのんちゃんをギリギリのところで支えそのままかのんちゃんを抱き上げた。


ちひろ「ゆうた。わりぃ。こいついいか?」

ゆうた「ぁあ。」


ちひろはかのんちゃんを引渡し、みんなでゆうたの家へ帰った。


「おい、どうなってんだ?つか、どうゆう事だよ」

ちひろは今まであった経緯を話した。
俺は返す言葉が見つからず黙っていた。


ゆうた「かのんちゃんは何を言いかけたんだろうな。」

「ぁあ。俺もそれ気になった」

ちひろ「多分、あいつの事だから、俺が抱きしめてくれたから大丈夫って言おうとしたと思う…」


ちひろは俯き悔しそうな顔をしていた。

「ちひろ…」

ちひろ「わりぃ…」


そう呟き、ちひろは涙を流していた。


ゆうた「とりあえず、医者呼ぼう。」

「ぁあ。そうだな。」


ゆうたは、電話をかけ始めた。

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