キミと私のひと夏の恋
ーみつきー

「おい、どうなってんだ」


ゆうたは、バツの悪い顔をしていた。


「おい!」

ゆうた「はあ…俺も昔は心臓病だった。まあ今はもう治ってんだけどさー。」

「は?そんなこと初めてしったぞ。」

ゆうた「だろーな。ちひろでさえこの前初めて話したならな。」

「あのなあ…」

ゆうた「まあ、俺の話はいいとして、アイツらどうすっかなー」

「そうだな…。とりあえずかのんちゃんだよな。」

ゆうた「ぁあ。起きてから話聞いてみるか。」

「ぁあ。」


そして、俺らはかのんちゃんが目を覚ますまでひたすら待っていた。

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