キミと私のひと夏の恋
ーコンコン
ちひろ「はーい!」
ちひろの元気な声が聞こえた
ーガラガラ
「元気そうだな。」
ちひろ「ぁあ!つか、手術終わってから1回しか来てくんなかったじゃねーかよ!」
「ぁあ。悪かったな。ちょっと忙しくてな」
ちひろ「そっかー。そろそろかのんに連絡してーんだけど!!ケータイ返してくんねーか?」
「その事なんだけど…」
ちひろ「?」
「かのんちゃんは、、、亡くなったんだ…」
ちひろ「は?!」
「ごめん…助けられなかった…」
ちひろ「おい!どうゆう事だよ!説明しろよ!!」
ーガラガラ
ゆうた「おい!そんなでかい声出してどうしたんだよ!」
そこには、ゆうたとみつきがいた。
ちひろ「かのんが…死んだって…」
ゆうた「は?!」
みつき「どうゆう事だよ」
「かのんちゃんは、自ら命を絶った…。」
ちひろ「いつだよ」
ちひろは俺をにらみつけた。
「手術が決まった日だ。」
ちひろ「嘘だろ…?あの日あいつと会ってんだよ。」
「ぁあ。」
ちひろ「まぢ、ふざけんなよ…なんでだよ…」
「ごめん…」
俺は頭を下げた。
そして、俺は3枚の封筒を差し出した。
「かのんちゃんは、お前のここで生きている。今、俺が言えるのはここまでだ。」
そう言い、俺は部屋をあとにした。