キミと私のひと夏の恋
ーみつきー

手渡された手紙を中々開けることが出来なかった。

この手紙を読んだら、現実を思い知らされる気がして…


ゆうた「落ち着け。大丈夫だ。」


俺は、ゆうたの言葉を聞き大きく頷いた。




ーみつきくんへー


みつきくん、ごめんね。
最後まで迷惑かけちゃって…

短い間だったけど、たくさん優しくしてくれてありがとう。
嬉しかったよ。

みつきくんはちょっと優し過ぎるよ。

でも、そこがいい所だと思うよ!

これからもちひろのこと末永くよろしくね!!


ーかのんー



え?
俺はよく分からなかった

末永く?
どうゆう事?
ちひろが治ること分かってたの?


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