キミと私のひと夏の恋
おれは、何も言えずちひろが泣き叫ぶ姿を見ているしかなかった。

ちひろ「なんでなんだよ…」

「…」

ちひろは、俺につかみかかった。

ちひろ「工藤っ!!答えろよっ!!!」

「わりぃ…」

俺は俯いた。

みつき「ちひろ。やめろ。」


みつきは冷静にちひろをとめた。


ちひろ「うるせぇー!!!」

みつき「手紙読んだろ。かのんちゃんの気持ちお前には伝わらなかったのか?工藤さんだって必死に救おうとした。でも、医療には限界があんだよ。そんな事お前が1番分かってんじゃねーのか?」

ちひろ「そんな事お前に言われなくたって分かってんだよ。分かってるからこそ腹が立つんだよ。どーしていいかわかんねーんだよ」


そう言ったちひろの顔は涙と苦痛で顔を歪ませていた
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