濃密に溶かしてあげる
私は彼とタクシーに乗り、行き先を告げると
そのまま眠ってしまった


私は夢をみていたんだ

現実とは正反対で勝ち気な彼の、、、

そう、これは夢なんだ

「ったく、人の気も知らねぇで、気持ち良さそうに
寝やがって、全く。早く気づけバカヤロー」

この声、、、

いや、こんな話し方じゃない。

夢なのに、なんでこんなリアルに聞こえるんだろう

あぁ、きっとお酒のせいね、、、

明日になればちゃんと、、、



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