そばにいさせて~クールなあなたとのセカンドストーリー⭐番外編追加⭐
彼の住むマンションは都心のオフィス街を抜けた一等地に建つタワーマンション。
マンションのそばには大きな公園も広がっていて、都心にして最近癒しスポットとして話題の場所だった。
当然のようにそのマンションの最上階まで上がり、さらに角部屋。
二軒分を一つにしたんじゃないかというくらいの広さはあるだろうか。
確かに、GMの言うように一人で住むには部屋数も多すぎる。
迷子になってしまいそうな程の部屋が並ぶ奥に30畳はゆうに超えるリビングが広がっていた。
男性一人住まいだからか、大きなテーブルと大きな黒い革張りのソファー、そして壁を覆うように大きなテレビが張り付いているだけの至ってシンプルな光景だったけれど。
それ以上にリビングがバルコニーに面した一面が天井までのガラス窓になっていて、その夜景の美しさに圧倒される。
「すごい」
思わず、そのガラス窓に張り付いて夜景に魅入った。
その横に並ぶように立ったGMも夜景に目を向けながら言った。
「元々この部屋はシェアルームを想定して購入したんだけれど、ハピーオフィスの方で忙しくなってしまってね。とりあえず俺が住み心地を確認するのも兼ねて住んでるんだ」
「こんな部屋をシェアするなんて、とっても贅沢ですね。どんな人が住むんだろう」
「とりあえず、第一号の入居者は岩倉さん、ということになる。ま、入居と言うよりは居候って言った方が正確だが」
口もとを緩めて言ったGMの横顔を見上げながらその言葉に返す。
「居候・・・・・・確かにそうですね。きっとこの部屋の家賃なんて普通だったら払えないくらい高そうだし」
そして、こちらにちらっと視線を向けたGMと思わず噴き出した。
マンションのそばには大きな公園も広がっていて、都心にして最近癒しスポットとして話題の場所だった。
当然のようにそのマンションの最上階まで上がり、さらに角部屋。
二軒分を一つにしたんじゃないかというくらいの広さはあるだろうか。
確かに、GMの言うように一人で住むには部屋数も多すぎる。
迷子になってしまいそうな程の部屋が並ぶ奥に30畳はゆうに超えるリビングが広がっていた。
男性一人住まいだからか、大きなテーブルと大きな黒い革張りのソファー、そして壁を覆うように大きなテレビが張り付いているだけの至ってシンプルな光景だったけれど。
それ以上にリビングがバルコニーに面した一面が天井までのガラス窓になっていて、その夜景の美しさに圧倒される。
「すごい」
思わず、そのガラス窓に張り付いて夜景に魅入った。
その横に並ぶように立ったGMも夜景に目を向けながら言った。
「元々この部屋はシェアルームを想定して購入したんだけれど、ハピーオフィスの方で忙しくなってしまってね。とりあえず俺が住み心地を確認するのも兼ねて住んでるんだ」
「こんな部屋をシェアするなんて、とっても贅沢ですね。どんな人が住むんだろう」
「とりあえず、第一号の入居者は岩倉さん、ということになる。ま、入居と言うよりは居候って言った方が正確だが」
口もとを緩めて言ったGMの横顔を見上げながらその言葉に返す。
「居候・・・・・・確かにそうですね。きっとこの部屋の家賃なんて普通だったら払えないくらい高そうだし」
そして、こちらにちらっと視線を向けたGMと思わず噴き出した。