そばにいさせて~クールなあなたとのセカンドストーリー⭐番外編追加⭐
「へー、大智、岩倉さんにまさか一緒の部屋にいても何もしないなんて言ったのか?」
柳本さんは意地悪な目でGMの顔を眺めた。
「うるさい」
彼は口を固く結ぶと、そんな柳本さんから顔を背ける。
二人のやりとりがまるで子供みたいでおかしい。年下の私が言うのもなんだけど見ていてとても微笑ましかった。
きっと気の置けない親友みたいな関係なんだろうな。
「お二人は本当に仲良しなんですね」
私は首をすくめて笑いながら伝えた。
「俺は多分、大智のこと誰よりも知ってると思う。困ったことがあれば何でも聞いてね」
柳本さんは、口元を緩めると私の肩を叩いた。
「翼は余計なこと言い過ぎるからな。あまり真剣に聞かない方がいいぞ」
GMは苦笑しながら、空になった自分のカップをキッチンに置きにソファーを立った
すると、柳本さんはふと思い出したようにビジネスバッグから書類の束を取り出し、キッチンにいるGMに声をかける。
「そうそう、ここに来た本題忘れそうだった。大智、明日の資料を山村秘書から預かってきたんだ。明日の会議までに目を通しておいてくれる?変更点がいくつかあるから」
「山村?」
「元はと言えば、今日の夕方に山村秘書がGMと全然連絡が取れないって俺に泣きついてきたんだ。多分山村さんからも何度も電話入ってると思うよ。何かあったのかもしれないからGMの家に確認してきてくれって。あまりにうるさいから来たっていうのもあるんだ。心配してたから後で謝っておいた方がいいぞ」
「ああ、山村には別件で聞きたいことがあるから明日の朝にでも話しておくよ」
別件、ってあの手紙のことかな。
柳本さんは意地悪な目でGMの顔を眺めた。
「うるさい」
彼は口を固く結ぶと、そんな柳本さんから顔を背ける。
二人のやりとりがまるで子供みたいでおかしい。年下の私が言うのもなんだけど見ていてとても微笑ましかった。
きっと気の置けない親友みたいな関係なんだろうな。
「お二人は本当に仲良しなんですね」
私は首をすくめて笑いながら伝えた。
「俺は多分、大智のこと誰よりも知ってると思う。困ったことがあれば何でも聞いてね」
柳本さんは、口元を緩めると私の肩を叩いた。
「翼は余計なこと言い過ぎるからな。あまり真剣に聞かない方がいいぞ」
GMは苦笑しながら、空になった自分のカップをキッチンに置きにソファーを立った
すると、柳本さんはふと思い出したようにビジネスバッグから書類の束を取り出し、キッチンにいるGMに声をかける。
「そうそう、ここに来た本題忘れそうだった。大智、明日の資料を山村秘書から預かってきたんだ。明日の会議までに目を通しておいてくれる?変更点がいくつかあるから」
「山村?」
「元はと言えば、今日の夕方に山村秘書がGMと全然連絡が取れないって俺に泣きついてきたんだ。多分山村さんからも何度も電話入ってると思うよ。何かあったのかもしれないからGMの家に確認してきてくれって。あまりにうるさいから来たっていうのもあるんだ。心配してたから後で謝っておいた方がいいぞ」
「ああ、山村には別件で聞きたいことがあるから明日の朝にでも話しておくよ」
別件、ってあの手紙のことかな。