そばにいさせて~クールなあなたとのセカンドストーリー⭐番外編追加⭐
点滴が終わり、柳本さんにマンションまで送ってもらう。
まだふらつく体は、柳本さんに支えてもらって、なんとかベッドにたどり着いた。
さすがに東條さんのようにいとも簡単にはお姫様抱っことはいかない。
ことあるごとに東條さんと比べたりして、私は何考えてるんだろう。
いつの間にか頭の中は、東條さんのことでいっぱいになっている。
どんなに背伸びしたって、私なんか相手にしてもらえないってわかってるのに。
好きになっても傷つくだけだ。
それなのに、東條さんの仕掛けた罠にどんどんはまっていく。
きっと、彼は気づいてない。自分がそんな罠を仕掛けてるなんて。
私が勝手にはまってるだけなんだけれど・・・・・・。
「俺、もう社に戻るけれど大丈夫かな?」
柳本さんは買って来たスポーツドリンクをベッド脇のサイドテーブルに置いてくれた。
「はい」
私は布団を首まで被って頷いた。
「大智は就業後寄るところがあって帰りは少し遅くなるみたいだから、もし1人で不安なら連絡してね」
「ありがとうございます。多分大丈夫です」
柳本さんは優しい目をして頷くと、部屋を出て行った。
私ももう26歳。
一人でも大丈夫だよね。
だけど、早く帰ってきてほしい。
東條さんに・・・・・・。
薬が効いていたのか、その後睡魔に襲われ落ちていくように眠った。
まだふらつく体は、柳本さんに支えてもらって、なんとかベッドにたどり着いた。
さすがに東條さんのようにいとも簡単にはお姫様抱っことはいかない。
ことあるごとに東條さんと比べたりして、私は何考えてるんだろう。
いつの間にか頭の中は、東條さんのことでいっぱいになっている。
どんなに背伸びしたって、私なんか相手にしてもらえないってわかってるのに。
好きになっても傷つくだけだ。
それなのに、東條さんの仕掛けた罠にどんどんはまっていく。
きっと、彼は気づいてない。自分がそんな罠を仕掛けてるなんて。
私が勝手にはまってるだけなんだけれど・・・・・・。
「俺、もう社に戻るけれど大丈夫かな?」
柳本さんは買って来たスポーツドリンクをベッド脇のサイドテーブルに置いてくれた。
「はい」
私は布団を首まで被って頷いた。
「大智は就業後寄るところがあって帰りは少し遅くなるみたいだから、もし1人で不安なら連絡してね」
「ありがとうございます。多分大丈夫です」
柳本さんは優しい目をして頷くと、部屋を出て行った。
私ももう26歳。
一人でも大丈夫だよね。
だけど、早く帰ってきてほしい。
東條さんに・・・・・・。
薬が効いていたのか、その後睡魔に襲われ落ちていくように眠った。