そばにいさせて~クールなあなたとのセカンドストーリー⭐番外編追加⭐
東條さんの頬と私の頬がまるで一つになったかのように互いに強く拍動していた。
その鼓動をしっかりと感じながら目をつむる。
「私と同じようなことを他の誰かにしてたとしても、きっと私は東條さんのこと嫌いになんかなりません」
「ちょっと黙れ」
その瞬間、私の唇が彼の熱い唇で塞がれた。
東條さんの甘い香りがまだ少し熱っぽい私の体を優しく包み込んでいく。
夢を見てるみたい。私、今東條さんとキスしてる?
そっと目を開けると、すぐに彼の手が私の目を塞いだ。
キスしてるときは目を開けちゃいけないんだったっけ?
妙に冷静に今を受けとめている自分がいて、それが彼にとっての本気じゃなかったとしてもそれはそれで構わないと思っていた。
彼の腕がさらに強く私の体を締め付ける。
その腕も胸も、彼から伝わってくる鼓動も熱も全てが私にとって不安な要素は何一つない。
それは、私が好きだから?東條さんだから?
心地よい彼の体に身を預けていたら、抱きしめる腕が次第に緩み彼の唇がゆっくりと離れる。
私の目を塞いでいた東條さんの手もそっと外れ、その手はそのまま私の頬に当てられた。
「もう開けていいぞ」
私は言われるがままに目を開けた。
目の前には近すぎるくらい近い東條さんの顔。
彼の目はいつもより熱を帯びて潤んでいるようにも見える。
東條さんは私をそんな熱い眼差しでじっと見つめながら低い声で言った。
「言っておくけれど、他の誰かに同じようなことはしない」
そして、そのまま私の頭を自分に引き寄せると再び私に軽くキスをした。
「今日はここまで。お前の体が完全に回復したら、俺の全部教えてやるよ」
東條さんはいつものように意地悪な目をして軽く口角を上げて笑うと、私を布団に寝かせ「おやすみ」と言って部屋から出て行った。
また熱が上がってきたんじゃないかというくらいに体が熱い。
彼が出て行った後も、ずっとドキドキが止まらなかった。
窓から差し込む月明かりがぼんやりと私の足下を照らしている。
東條さんの全て。
傷付いたって、本当のことを知りたい。
そして、東條さんとなら・・・・・・。
まだ彼の甘い香りが残る部屋で、私の意識はゆっくりと遠のいていった。
その鼓動をしっかりと感じながら目をつむる。
「私と同じようなことを他の誰かにしてたとしても、きっと私は東條さんのこと嫌いになんかなりません」
「ちょっと黙れ」
その瞬間、私の唇が彼の熱い唇で塞がれた。
東條さんの甘い香りがまだ少し熱っぽい私の体を優しく包み込んでいく。
夢を見てるみたい。私、今東條さんとキスしてる?
そっと目を開けると、すぐに彼の手が私の目を塞いだ。
キスしてるときは目を開けちゃいけないんだったっけ?
妙に冷静に今を受けとめている自分がいて、それが彼にとっての本気じゃなかったとしてもそれはそれで構わないと思っていた。
彼の腕がさらに強く私の体を締め付ける。
その腕も胸も、彼から伝わってくる鼓動も熱も全てが私にとって不安な要素は何一つない。
それは、私が好きだから?東條さんだから?
心地よい彼の体に身を預けていたら、抱きしめる腕が次第に緩み彼の唇がゆっくりと離れる。
私の目を塞いでいた東條さんの手もそっと外れ、その手はそのまま私の頬に当てられた。
「もう開けていいぞ」
私は言われるがままに目を開けた。
目の前には近すぎるくらい近い東條さんの顔。
彼の目はいつもより熱を帯びて潤んでいるようにも見える。
東條さんは私をそんな熱い眼差しでじっと見つめながら低い声で言った。
「言っておくけれど、他の誰かに同じようなことはしない」
そして、そのまま私の頭を自分に引き寄せると再び私に軽くキスをした。
「今日はここまで。お前の体が完全に回復したら、俺の全部教えてやるよ」
東條さんはいつものように意地悪な目をして軽く口角を上げて笑うと、私を布団に寝かせ「おやすみ」と言って部屋から出て行った。
また熱が上がってきたんじゃないかというくらいに体が熱い。
彼が出て行った後も、ずっとドキドキが止まらなかった。
窓から差し込む月明かりがぼんやりと私の足下を照らしている。
東條さんの全て。
傷付いたって、本当のことを知りたい。
そして、東條さんとなら・・・・・・。
まだ彼の甘い香りが残る部屋で、私の意識はゆっくりと遠のいていった。