そばにいさせて~クールなあなたとのセカンドストーリー⭐番外編追加⭐
「ふざけないでよ。こっちは真剣に考えてるんだから」
ぷうっと頬を膨らまして、わざとらしく怒ったふりをする。
「ごめんごめん、だって珍しく友梨が深妙な顔してるから。で、何をそんなに悩んでるの?」
同期だけど短大出の香織は私よりも二つ年下で情報通。一か八か尋ねてみた。
「そうなんだ。じゃ、今回はホテルの線は外して考えるってわけね」
「最近ホテルばかりで正直経費がかさむなとは思ってたからいずれは考えなくちゃいけなかったんだけど、来月開催となると日がないからね。香織はどこかいい場所知らない?」
しばらく顎に手を当てて考えていた香織がぽん!と手を叩いた。
「それこそハピーオフィスにイベントスペースがあるんじゃない?こないだIT企業に勤める友達がそこで発表会行ってよかったって言ってたよ」
「そうなんだ。確かにイベントスペースあったよね。空いてるかどうか早速聞いてみるわ」
私はすぐに連絡をとってみることにした。
話を聞いてみると、広さもキャパもこちらの考えている条件にピッタリだったから、一ヶ月先で空いてる日を即押さえる。
一ヶ月も先だというのに空いてる日はもうほとんど選べない状態だった。
このハピーオフィスの人気ぶりがうかがえる。
受話器を置いて一息ついたところで香織が目をクルクルさせて私の顔を覗き込んだ。
「どうだった?」
「ありがとう、なんとかギリギリセーフで押さえることができたよ」
ぷうっと頬を膨らまして、わざとらしく怒ったふりをする。
「ごめんごめん、だって珍しく友梨が深妙な顔してるから。で、何をそんなに悩んでるの?」
同期だけど短大出の香織は私よりも二つ年下で情報通。一か八か尋ねてみた。
「そうなんだ。じゃ、今回はホテルの線は外して考えるってわけね」
「最近ホテルばかりで正直経費がかさむなとは思ってたからいずれは考えなくちゃいけなかったんだけど、来月開催となると日がないからね。香織はどこかいい場所知らない?」
しばらく顎に手を当てて考えていた香織がぽん!と手を叩いた。
「それこそハピーオフィスにイベントスペースがあるんじゃない?こないだIT企業に勤める友達がそこで発表会行ってよかったって言ってたよ」
「そうなんだ。確かにイベントスペースあったよね。空いてるかどうか早速聞いてみるわ」
私はすぐに連絡をとってみることにした。
話を聞いてみると、広さもキャパもこちらの考えている条件にピッタリだったから、一ヶ月先で空いてる日を即押さえる。
一ヶ月も先だというのに空いてる日はもうほとんど選べない状態だった。
このハピーオフィスの人気ぶりがうかがえる。
受話器を置いて一息ついたところで香織が目をクルクルさせて私の顔を覗き込んだ。
「どうだった?」
「ありがとう、なんとかギリギリセーフで押さえることができたよ」