そばにいさせて~クールなあなたとのセカンドストーリー⭐番外編追加⭐
まだ時間が早いので夜ご飯は一度帰ってからどこかに食べに行こうということになり、車はマンションの地下駐車場に入って行く。
東條さんは地下からエレベーターに乗ると、一階ロビーで確認したいことがあるから先に部屋に帰っててくれと言って一人一階で降りていった。
ひょっとして例の封書、また届いてないか見てきてくれるのかな。
また、茶封筒は届いているのだろうか。
恐くないといえば嘘になるけれど、今日は東條さんがいてくれるから例え届いていたとしても堪えられるような気がする。
エレベーターが最上階に着き、東條さんの部屋に一人で帰った。
どれくらいの時間が経っただろう。
東條さんが何を確認しにいったのかわからないけれど、時計の針が静かに時を刻んでいく。
私一人部屋に帰ってから15分は経っただろうか。
その時、玄関の扉がバタンと勢いよく開く音がした。
東條さん?
「とりあえず入れ」
東條さんの声が玄関に響いている。
彼以外に誰かいるの?
もしかして・・・・・・体中が震え出すのがわかった。
私はソファーに隠れるようにうずくまる。
廊下から二人の歩く足音がだんだんとリビングに近づいてきた。
「岩倉さん、辛いだろうけれど顔を上げて。君を苦しめていた奴を連れてきた」
膝を抱えて丸まっている私のそばで東條さんの声がした。
一体、誰なの?
知りたいようで知りたくないその人は。
私は大きく深呼吸をすると、ゆっくりと顔を上げた。
東條さんは地下からエレベーターに乗ると、一階ロビーで確認したいことがあるから先に部屋に帰っててくれと言って一人一階で降りていった。
ひょっとして例の封書、また届いてないか見てきてくれるのかな。
また、茶封筒は届いているのだろうか。
恐くないといえば嘘になるけれど、今日は東條さんがいてくれるから例え届いていたとしても堪えられるような気がする。
エレベーターが最上階に着き、東條さんの部屋に一人で帰った。
どれくらいの時間が経っただろう。
東條さんが何を確認しにいったのかわからないけれど、時計の針が静かに時を刻んでいく。
私一人部屋に帰ってから15分は経っただろうか。
その時、玄関の扉がバタンと勢いよく開く音がした。
東條さん?
「とりあえず入れ」
東條さんの声が玄関に響いている。
彼以外に誰かいるの?
もしかして・・・・・・体中が震え出すのがわかった。
私はソファーに隠れるようにうずくまる。
廊下から二人の歩く足音がだんだんとリビングに近づいてきた。
「岩倉さん、辛いだろうけれど顔を上げて。君を苦しめていた奴を連れてきた」
膝を抱えて丸まっている私のそばで東條さんの声がした。
一体、誰なの?
知りたいようで知りたくないその人は。
私は大きく深呼吸をすると、ゆっくりと顔を上げた。