そばにいさせて~クールなあなたとのセカンドストーリー⭐番外編追加⭐
14.本当の気持ち
14.本当の気持ち
柳本さんは翌日ハピーオフィスを離れ、そしてその週明け、山村さんも退職していった。
ハピーオフィスを離れた柳本さんはこれからどうなるんだろうと心配していたら、東條さんはあいつは既にあちこちの優良企業から引く手数多だから大丈夫だと言っていた。
それを聞いて、少し安心する。
柳本さんが急に辞めてしまってショックを受けていた人間がもう一人。
香織だ。
発表会の日にお近づきになろうとしていたのに、結局それも叶わなかった。
「もういいわ!きっと運命じゃなかったのね。絶対近いうちに新しい運命の恋人と出会ってみせる!」
なんて豪語していたけれど、香織なら本当に叶えそうな気がしていた。
私の方はというと、例の一件が終息し、その1週間後に新商品発表会も無事終えることができた。
招待客からの商品の評判も上々で売上げも右肩上がり。
松原マネージャーからは「次も期待してるわよ」とお褒めの言葉も頂いた。
これも、東條さんが手配してくれた柳本さんの代役スタッフさんがとても優秀で安心して任せられたお陰だ。
それから・・・・・・
全て解決したにも関わらず、私は未だに東條さんの家にいる。
「そろそろ戻った方がいいでしょうか」って彼に尋ねたら「ん?」なんておどけた調子ではぐらかされた。
未だに東條さんの本当の気持ちや真実が聞けないままだったから、それを教えてもらうまではここにいてもいいのかな、なんて自分本位に考えてしまっている。
それ以上に、東條さんのそばにいたいっていう気持ちが強いんだけど。
柳本さんは翌日ハピーオフィスを離れ、そしてその週明け、山村さんも退職していった。
ハピーオフィスを離れた柳本さんはこれからどうなるんだろうと心配していたら、東條さんはあいつは既にあちこちの優良企業から引く手数多だから大丈夫だと言っていた。
それを聞いて、少し安心する。
柳本さんが急に辞めてしまってショックを受けていた人間がもう一人。
香織だ。
発表会の日にお近づきになろうとしていたのに、結局それも叶わなかった。
「もういいわ!きっと運命じゃなかったのね。絶対近いうちに新しい運命の恋人と出会ってみせる!」
なんて豪語していたけれど、香織なら本当に叶えそうな気がしていた。
私の方はというと、例の一件が終息し、その1週間後に新商品発表会も無事終えることができた。
招待客からの商品の評判も上々で売上げも右肩上がり。
松原マネージャーからは「次も期待してるわよ」とお褒めの言葉も頂いた。
これも、東條さんが手配してくれた柳本さんの代役スタッフさんがとても優秀で安心して任せられたお陰だ。
それから・・・・・・
全て解決したにも関わらず、私は未だに東條さんの家にいる。
「そろそろ戻った方がいいでしょうか」って彼に尋ねたら「ん?」なんておどけた調子ではぐらかされた。
未だに東條さんの本当の気持ちや真実が聞けないままだったから、それを教えてもらうまではここにいてもいいのかな、なんて自分本位に考えてしまっている。
それ以上に、東條さんのそばにいたいっていう気持ちが強いんだけど。