そばにいさせて~クールなあなたとのセカンドストーリー⭐番外編追加⭐
まさか、だよね。
確かに東條さんは有名人だし、隙あらば突かれる対象であることは間違いない。
それが私が原因なんてことは・・・・・・あるはずないよね?
一抹の不安が胸をよぎる。
「友梨ちゃん?」
真知さんの心配そうな声が耳に響いた。
「あ、すみません」
「まさか、図星だったとか?」
仕事柄、勘のいい真知さんに嘘をつくのはとても難しいことだろうといつも思っていたけれど、まさか本当にこんな日が来るなんて。
「まさかー。そんなことあるわけないじゃないですか」
「いやぁ、怪しい沈黙だったわよ」
電話の向こうで、私に探るような目を向けている真知さんの表情が見えるようだった。
「でも、本当に何か困ったことがあったら遠慮なく言って。友梨ちゃんにはお世話になってるからいつだって力になるわよ」
「ありがとうございます」
そう言いながら、心臓が飛び出しそうなほどバクバクしていた。
真知さんとの電話が切れた後も、しばらく胸騒ぎと変な緊張で鼓動が早いまま。
とりあえず、真知さんからの情報を待つしかないよね。
突然、私から冷たく離れていった東條さんの横顔を思い出す。
まだアメリカにいるんだろうか。
それとも、もう日本に帰ってきてる?
つい最近までそばにいてようやく彼の全てをわかりかけていたのに、今は全くわからない。
これが運命だったのかな。
小さくため息をつくと、布団にもぐりこみ部屋の灯りを消した。
確かに東條さんは有名人だし、隙あらば突かれる対象であることは間違いない。
それが私が原因なんてことは・・・・・・あるはずないよね?
一抹の不安が胸をよぎる。
「友梨ちゃん?」
真知さんの心配そうな声が耳に響いた。
「あ、すみません」
「まさか、図星だったとか?」
仕事柄、勘のいい真知さんに嘘をつくのはとても難しいことだろうといつも思っていたけれど、まさか本当にこんな日が来るなんて。
「まさかー。そんなことあるわけないじゃないですか」
「いやぁ、怪しい沈黙だったわよ」
電話の向こうで、私に探るような目を向けている真知さんの表情が見えるようだった。
「でも、本当に何か困ったことがあったら遠慮なく言って。友梨ちゃんにはお世話になってるからいつだって力になるわよ」
「ありがとうございます」
そう言いながら、心臓が飛び出しそうなほどバクバクしていた。
真知さんとの電話が切れた後も、しばらく胸騒ぎと変な緊張で鼓動が早いまま。
とりあえず、真知さんからの情報を待つしかないよね。
突然、私から冷たく離れていった東條さんの横顔を思い出す。
まだアメリカにいるんだろうか。
それとも、もう日本に帰ってきてる?
つい最近までそばにいてようやく彼の全てをわかりかけていたのに、今は全くわからない。
これが運命だったのかな。
小さくため息をつくと、布団にもぐりこみ部屋の灯りを消した。