そばにいさせて~クールなあなたとのセカンドストーリー⭐番外編追加⭐
真知さんが連れていってくれたのは、最近出来た若者向けの商業ビルの中に入るレストラン街。
「この間、雑誌で紹介されてて行きたかったの」
というお店は、真知さんのエレガントなイメージとはほど遠いお好み焼き屋。
だけど、今までにはないおしゃれなトッピングが選べて見た目も味も斬新なんだとか。
目の前の鉄板に私が頼んだ牡蠣のニンニクオリーブ漬けがトッピングされたお好み焼きがジュージューと音を立ててソースをはじいてる。
ニンニクの香りとドロソースの香りが意外とマッチして食欲をそそる。
「ちょっと変わってておもしろいでしょう?」
普段仕事のときはひっつめてる髪を下ろしている真知さんはとても女らしくて、いつも以上に素敵だと思った。
牡蠣と一緒にお好み焼きを口に頬ばると牡蠣の甘みとニンニクの香りが鼻からすーっと抜ける。
「おいしい!」
「よかったぁ」
真知さんは前髪を掻き上げながらにっこり笑った。
お好み焼きとビールを交互に口に含みながら、ようやくお腹が満たされた二人は椅子にもたれてふぅーと息を吐いた。
同時に息を吐いたものだから、思わず二人顔を見合わせて笑う。
「友梨ちゃん、色々あって元気なくしてるかなと心配してたんだけど、これだけ食べれて笑えてたら大丈夫そうね。安心したわ」
「おいしいもの食べてる時は元気なんです」
私は首をすくめて、ビールのグラスを口もとに持っていった。
「この間、雑誌で紹介されてて行きたかったの」
というお店は、真知さんのエレガントなイメージとはほど遠いお好み焼き屋。
だけど、今までにはないおしゃれなトッピングが選べて見た目も味も斬新なんだとか。
目の前の鉄板に私が頼んだ牡蠣のニンニクオリーブ漬けがトッピングされたお好み焼きがジュージューと音を立ててソースをはじいてる。
ニンニクの香りとドロソースの香りが意外とマッチして食欲をそそる。
「ちょっと変わってておもしろいでしょう?」
普段仕事のときはひっつめてる髪を下ろしている真知さんはとても女らしくて、いつも以上に素敵だと思った。
牡蠣と一緒にお好み焼きを口に頬ばると牡蠣の甘みとニンニクの香りが鼻からすーっと抜ける。
「おいしい!」
「よかったぁ」
真知さんは前髪を掻き上げながらにっこり笑った。
お好み焼きとビールを交互に口に含みながら、ようやくお腹が満たされた二人は椅子にもたれてふぅーと息を吐いた。
同時に息を吐いたものだから、思わず二人顔を見合わせて笑う。
「友梨ちゃん、色々あって元気なくしてるかなと心配してたんだけど、これだけ食べれて笑えてたら大丈夫そうね。安心したわ」
「おいしいもの食べてる時は元気なんです」
私は首をすくめて、ビールのグラスを口もとに持っていった。