そばにいさせて~クールなあなたとのセカンドストーリー⭐番外編追加⭐
「私がそんなこと知ってるわけないじゃないですか。なんとなくそんな気がしただけで」
真知さんから目を逸らすと、私もテーブルのキャベツに手を伸ばした。
「確かにそうよねぇ。いくら少しGMと親しくなったくらいじゃそこまでの情報はないか」
真知さんは残念そうな顔をして、前のめりになった体を起こし椅子の背にもたれた。
「でもまぁ、私もその線はあり得ないかなって思うわ。だってあんな女と付き合ってるなんて、東條GMの株を下げる以外何ものでもないもの」
相変わらず山村さんのことは嫌いなタイプらしく、眉間に皺を寄せて首を横に振った。
「だけど、実はその新しい彼女っていうのが友梨ちゃんだってりして?なんて思って一人にやけてたの」
「そ、そんなことあるはずないです!」
思わず顔が熱くなって声が大きくなる。
「あはは、顔が真っ赤よ。わかったわかった、もうそれ以上は聞かない」
真知さんは前髪を掻き上げながら、朗らかに笑った。
確かに東條さんとは一緒の場所で住んで、まぁ・・・・・・そういうこともあったけれど、付き合ってるなんてあり得ない。
だって、東條さんから「付き合って」とも「好き」だとも言われたことないし。
私が勝手に好きなだけ。
「でも、もし東條GMとそういう関係になったときは一番に教えてね。その時は私のスクープ記事として新聞で素敵に公表してあげる」
「もう、真知さんは冗談ばっかり」
私は頬を膨らまして、気持ちの動揺を悟られないようビールに口を付けた。
真知さんから目を逸らすと、私もテーブルのキャベツに手を伸ばした。
「確かにそうよねぇ。いくら少しGMと親しくなったくらいじゃそこまでの情報はないか」
真知さんは残念そうな顔をして、前のめりになった体を起こし椅子の背にもたれた。
「でもまぁ、私もその線はあり得ないかなって思うわ。だってあんな女と付き合ってるなんて、東條GMの株を下げる以外何ものでもないもの」
相変わらず山村さんのことは嫌いなタイプらしく、眉間に皺を寄せて首を横に振った。
「だけど、実はその新しい彼女っていうのが友梨ちゃんだってりして?なんて思って一人にやけてたの」
「そ、そんなことあるはずないです!」
思わず顔が熱くなって声が大きくなる。
「あはは、顔が真っ赤よ。わかったわかった、もうそれ以上は聞かない」
真知さんは前髪を掻き上げながら、朗らかに笑った。
確かに東條さんとは一緒の場所で住んで、まぁ・・・・・・そういうこともあったけれど、付き合ってるなんてあり得ない。
だって、東條さんから「付き合って」とも「好き」だとも言われたことないし。
私が勝手に好きなだけ。
「でも、もし東條GMとそういう関係になったときは一番に教えてね。その時は私のスクープ記事として新聞で素敵に公表してあげる」
「もう、真知さんは冗談ばっかり」
私は頬を膨らまして、気持ちの動揺を悟られないようビールに口を付けた。