そばにいさせて~クールなあなたとのセカンドストーリー⭐番外編追加⭐
「これ以上俺が友梨の家族に嫌われたら、お前との結婚も許してもらえないだろう?」
え?
なんの話?
って、け、結婚??!
その言葉を何度も反芻してきちんと理解できた時、体中がドクンドクンと拍動し、頭の中が真っ白になった。
「お前みたいな女性は初めてだ」
私の乱れた前髪をそっと掻き上げると、彼は私の目をまっすぐに見つめていった。
「友梨を誰にも渡したくない。一生涯、俺だけの友梨になってほしい」
「あの、それは」
何も考えられないくらいパニックになっている。
「結婚してほしい」
「へ?!」
思わず素っ頓狂な声が出てしまった。
東條さんはパニックに陥ってる私を見てプッと噴き出す。
「本当に飽きないな、お前」
そして、さらにぎゅっと抱きしめると続けた。
「知れば知るほど好きになる」
信じられない。
こんなこと。
私が東條さんと?
あの東條物産の御曹司で、ハピーオフィスの今をときめくGM。
そんな人にプロポーズされるなんて。
ぼわーんとした頭でこれから先のことが走馬燈のように流れていく。
その中に、松原マネージャーの厳しい表情が流れた。
確か、この間も「フランスへの現地留学研修、そろそろ返事そろそろしてもらわないと」って言われてたっけ。
結局、東條さんのことが落ち着かなくて、返事を保留にしたままだったことを思い出した。
「返事は?」
彼が私の耳元で尋ねた。
「あ、あの・・・・・・」
「どうした?」
「実は、まだ東條さんには伝えてないことがあって」
「ん?」
東條さんは私から体を離すと、首を傾げて私の顔をのぞき込んだ。
もしも本当に東條さんと結婚するんだったら、私のフランス留学研修のことはきちんと相談しなくちゃいけないよね。
彼はそんな話聞いたら、私にどんな言葉をかけるだろう。
私は心配そうにのぞき込む彼の顔を見つめながら言った。
え?
なんの話?
って、け、結婚??!
その言葉を何度も反芻してきちんと理解できた時、体中がドクンドクンと拍動し、頭の中が真っ白になった。
「お前みたいな女性は初めてだ」
私の乱れた前髪をそっと掻き上げると、彼は私の目をまっすぐに見つめていった。
「友梨を誰にも渡したくない。一生涯、俺だけの友梨になってほしい」
「あの、それは」
何も考えられないくらいパニックになっている。
「結婚してほしい」
「へ?!」
思わず素っ頓狂な声が出てしまった。
東條さんはパニックに陥ってる私を見てプッと噴き出す。
「本当に飽きないな、お前」
そして、さらにぎゅっと抱きしめると続けた。
「知れば知るほど好きになる」
信じられない。
こんなこと。
私が東條さんと?
あの東條物産の御曹司で、ハピーオフィスの今をときめくGM。
そんな人にプロポーズされるなんて。
ぼわーんとした頭でこれから先のことが走馬燈のように流れていく。
その中に、松原マネージャーの厳しい表情が流れた。
確か、この間も「フランスへの現地留学研修、そろそろ返事そろそろしてもらわないと」って言われてたっけ。
結局、東條さんのことが落ち着かなくて、返事を保留にしたままだったことを思い出した。
「返事は?」
彼が私の耳元で尋ねた。
「あ、あの・・・・・・」
「どうした?」
「実は、まだ東條さんには伝えてないことがあって」
「ん?」
東條さんは私から体を離すと、首を傾げて私の顔をのぞき込んだ。
もしも本当に東條さんと結婚するんだったら、私のフランス留学研修のことはきちんと相談しなくちゃいけないよね。
彼はそんな話聞いたら、私にどんな言葉をかけるだろう。
私は心配そうにのぞき込む彼の顔を見つめながら言った。