そばにいさせて~クールなあなたとのセカンドストーリー⭐番外編追加⭐
ベッドの上にゆっくりと下ろされる。
彼はワイシャツのボタンを外しながら、私の上に覆い被さると耳から首筋へと唇を這わせていく。
唇だけなのに痺れるような甘い感覚が私の体中の細胞の一つ一つを覚醒させる。
彼の冷たくて細い指が肌をなぞった途端、熱い吐息が漏れた。
久しぶりの甘い感覚に意識を失いそうになっていた私の耳元で彼がささやく。
「俺の名前呼んで」
その言葉に我に返る。
「えっと・・・・・・なんて言えば」
「まだそんなこと言ってるのか?」
彼はそんな私に眉をひそめ、急かすように私の首筋を軽く咬む。
「だっ・・・・・・」
吐息と一緒にその名前の最初の一文字を声にする。
「ん?よく聞こえない」
彼は口角を少し上げ、試すような表情でさらに私の耳たぶを口に含んだ。
「だ、大智さん!」
「さん付けか、まぁ、いい。今日は許してやるよ」
大智さんはそう言うと、私の頬をそっと両手で包み優しくキスをした。
「友梨、どうしようもないほどに愛してる」
「私も・・・・・・大智さん」
その名前を呼ぶ度に体中が熱くなる。
恥ずかしさを紛らわせたくて、大智さんの体にぎゅっとしがみついた。
「しばらく休みをとったから、いっぱい甘えていいぞ」
そんなくすぐったい言葉も、熱い抱擁もさっきの彼の嘘で情けなくなっていた自分をどこかへ連れ去っていく。
私は彼のお嫁さん。
これから先の人生もずっと二人で手を取り合っていく人なんだ。
ひとしきり彼に愛された後、作りかけのハンバーグはそのままに彼の腕の中で眠ってしまった。
彼はワイシャツのボタンを外しながら、私の上に覆い被さると耳から首筋へと唇を這わせていく。
唇だけなのに痺れるような甘い感覚が私の体中の細胞の一つ一つを覚醒させる。
彼の冷たくて細い指が肌をなぞった途端、熱い吐息が漏れた。
久しぶりの甘い感覚に意識を失いそうになっていた私の耳元で彼がささやく。
「俺の名前呼んで」
その言葉に我に返る。
「えっと・・・・・・なんて言えば」
「まだそんなこと言ってるのか?」
彼はそんな私に眉をひそめ、急かすように私の首筋を軽く咬む。
「だっ・・・・・・」
吐息と一緒にその名前の最初の一文字を声にする。
「ん?よく聞こえない」
彼は口角を少し上げ、試すような表情でさらに私の耳たぶを口に含んだ。
「だ、大智さん!」
「さん付けか、まぁ、いい。今日は許してやるよ」
大智さんはそう言うと、私の頬をそっと両手で包み優しくキスをした。
「友梨、どうしようもないほどに愛してる」
「私も・・・・・・大智さん」
その名前を呼ぶ度に体中が熱くなる。
恥ずかしさを紛らわせたくて、大智さんの体にぎゅっとしがみついた。
「しばらく休みをとったから、いっぱい甘えていいぞ」
そんなくすぐったい言葉も、熱い抱擁もさっきの彼の嘘で情けなくなっていた自分をどこかへ連れ去っていく。
私は彼のお嫁さん。
これから先の人生もずっと二人で手を取り合っていく人なんだ。
ひとしきり彼に愛された後、作りかけのハンバーグはそのままに彼の腕の中で眠ってしまった。