そばにいさせて~クールなあなたとのセカンドストーリー⭐番外編追加⭐
金曜の食事会は柳本さんも来るし香織も一緒にどう?って誘ったけれど、私のお詫びの事情を知った香織は「今回は遠慮する」と言った。
そういうところは結構律儀なんだよなぁ。
あと、柳本さんが自分のことを全く覚えてなかったことに凹んでいたせいもあったかもしれない。
だけど、「近々絶対柳本さんとの食事会企画して!仕事にかこつけてもいいから!」
なんて後でちゃっかりしたこと言っていたけれど。
せっかく繋がった縁だし、いつもお世話になりっぱなしの香織に人肌脱いでやろうか。
その前に、だ。
金曜日の夜、本当に行ってもいいんだろうか?
イケメン二人に囲まれて食事なんて、想像しただけで体が固くなる。
柳本さんはまだしも、GMのあのクールな目で見られながらまともに食事が喉を通るとは思えない。緊張とはまた別次元の、GMの持つオーラに取り込まれそうになるような感覚。
今更ながらあっさりそんなお誘いを受けてしまった事に後悔していた。
悩ましい夜を過ごし、翌朝、どうしようか更に悩んでいるところへ柳本さんからの電話が鳴る。
『おはようございます。こんな朝早くに申し訳ありません。今日は朝からGMと遠方に出張が入っておりまして夜も遅くなりそうでしたのでお電話させていただきました』
柳本さんは相変わらず丁寧で隙がない。
「いえ、大丈夫です。昨日は色々とご相談にのって頂きありがとうございました」
まだ寝起きでボサボサの髪をかき上げながらダイニングチェアに腰を下ろした。
そういうところは結構律儀なんだよなぁ。
あと、柳本さんが自分のことを全く覚えてなかったことに凹んでいたせいもあったかもしれない。
だけど、「近々絶対柳本さんとの食事会企画して!仕事にかこつけてもいいから!」
なんて後でちゃっかりしたこと言っていたけれど。
せっかく繋がった縁だし、いつもお世話になりっぱなしの香織に人肌脱いでやろうか。
その前に、だ。
金曜日の夜、本当に行ってもいいんだろうか?
イケメン二人に囲まれて食事なんて、想像しただけで体が固くなる。
柳本さんはまだしも、GMのあのクールな目で見られながらまともに食事が喉を通るとは思えない。緊張とはまた別次元の、GMの持つオーラに取り込まれそうになるような感覚。
今更ながらあっさりそんなお誘いを受けてしまった事に後悔していた。
悩ましい夜を過ごし、翌朝、どうしようか更に悩んでいるところへ柳本さんからの電話が鳴る。
『おはようございます。こんな朝早くに申し訳ありません。今日は朝からGMと遠方に出張が入っておりまして夜も遅くなりそうでしたのでお電話させていただきました』
柳本さんは相変わらず丁寧で隙がない。
「いえ、大丈夫です。昨日は色々とご相談にのって頂きありがとうございました」
まだ寝起きでボサボサの髪をかき上げながらダイニングチェアに腰を下ろした。