そばにいさせて~クールなあなたとのセカンドストーリー⭐番外編追加⭐
店に入ると三人では広すぎると思われる個室に案内される。
和のテイストでデザインされたおしゃれな部屋の奥には横に長い窓ガラスがあり、都心の夜景が一望できる。それは夜景が描かれた一枚の絵のようにも見えた。
一枚板の立派なテーブルに座ると、正面にGM、その隣に柳本さんが私と向かい合うように座った。
やっぱりこういう座り方になるよね。
二人にじっと見られた状態ではきっとおいしい料理もしっかり味わえないかもしれない。
そう思ってたけれど、運ばれてくるお料理は見た目も味も見事で、もともと食べるのが好きな私の箸は止まらなくなった。
こんなイケメン二人を相手に何を話していいかわからなかったことも手伝って、余計に食べることに没頭する。
食事だけならよかったものの、弁天特製の日本酒はお料理にとても合い口当たりもよく、柳本さんが次から次へとお酌をしてくれるのをいいことに、何杯飲んだんだろう。
気がついたら気持ちがよくなって体中の筋肉が緩んでいた。もっと緊張しなくちゃと頭ではわかっているのにできない。
「岩倉さん、ちょっと飲ませすぎちゃったかな。ずっと頬が緩みっぱなしですよ」
柳本さんが頭を掻きながら苦笑しているのが見える。
「いえ、大丈夫です。すごくおいしいお料理にお酒に、本当に幸せです!」
私はすっかり気分がよくなって、お猪口に残っていたお酒を一気に飲み干しペコリと頭を下げた。
「大丈夫そうには見えないがな。翼、飲ませすぎだぞ。どうするんだ」
「はい、岩倉さんがあまりにおいしそうに飲んでくれるので僕もつい楽しくなってしまって。すみません、責任もって家まで送り届けますから」
GMと柳本さんがそんなようなことを話した後、私の意識はすーっと遠のいていく。
辺りがだんだんと薄暗くなり、ゴチン!と額に衝撃が走る。
「岩倉さん?!」
柳本さんの大きな声が耳元に響く。
「大丈夫、です・・・・・・」
その会話を最後に私の意識は完全に途切れた。
和のテイストでデザインされたおしゃれな部屋の奥には横に長い窓ガラスがあり、都心の夜景が一望できる。それは夜景が描かれた一枚の絵のようにも見えた。
一枚板の立派なテーブルに座ると、正面にGM、その隣に柳本さんが私と向かい合うように座った。
やっぱりこういう座り方になるよね。
二人にじっと見られた状態ではきっとおいしい料理もしっかり味わえないかもしれない。
そう思ってたけれど、運ばれてくるお料理は見た目も味も見事で、もともと食べるのが好きな私の箸は止まらなくなった。
こんなイケメン二人を相手に何を話していいかわからなかったことも手伝って、余計に食べることに没頭する。
食事だけならよかったものの、弁天特製の日本酒はお料理にとても合い口当たりもよく、柳本さんが次から次へとお酌をしてくれるのをいいことに、何杯飲んだんだろう。
気がついたら気持ちがよくなって体中の筋肉が緩んでいた。もっと緊張しなくちゃと頭ではわかっているのにできない。
「岩倉さん、ちょっと飲ませすぎちゃったかな。ずっと頬が緩みっぱなしですよ」
柳本さんが頭を掻きながら苦笑しているのが見える。
「いえ、大丈夫です。すごくおいしいお料理にお酒に、本当に幸せです!」
私はすっかり気分がよくなって、お猪口に残っていたお酒を一気に飲み干しペコリと頭を下げた。
「大丈夫そうには見えないがな。翼、飲ませすぎだぞ。どうするんだ」
「はい、岩倉さんがあまりにおいしそうに飲んでくれるので僕もつい楽しくなってしまって。すみません、責任もって家まで送り届けますから」
GMと柳本さんがそんなようなことを話した後、私の意識はすーっと遠のいていく。
辺りがだんだんと薄暗くなり、ゴチン!と額に衝撃が走る。
「岩倉さん?!」
柳本さんの大きな声が耳元に響く。
「大丈夫、です・・・・・・」
その会話を最後に私の意識は完全に途切れた。