そばにいさせて~クールなあなたとのセカンドストーリー⭐番外編追加⭐
一体どういうこと!?
怒りなのか恥ずかしさからなのかどちらかわからないくらいにドキドキして体中が熱い。
「GM、どういうことでしょうか?」
扉の向こうで山村さんの震える声が響いた。
「どういうこと?まぁこういうことだ」
・・・・・・は?
「GMは昨晩、自分の妹さんが急にこっちに着がえも持たず押しかけてきて困ってるとおっしゃられてませんでしたか?」
「そうだったか?酒に酔っててあまりよく覚えてないが」
「GMがおモテになられるのは重々承知しておりますが、まさか・・・・・・まさか、ご自分の顧客に手を出されるなんて。それは秘書としても目をつむることはできません!」
手なんか出されてません!って思わず心の中で叫ぶ。
「話すと長くなるから、また今度ゆっくりと説明するよ。とにかく山村が思ってるようなことは全くないから安心してくれ。俺もそんな野暮なことはしないさ」
GMの深いため息が聞こえた。
「では、私はこれで失礼致します!」
尖ったハイヒールがカツンカツンと強めの音を響かせ遠ざかっていき、部屋の扉がバタン!と勢いよく閉まった。
これはややこしいことになってしまったに違いない。
私ももっとゆっくりシャワー浴びてこればよかったのに、いつものようにカラスの行水だったことが災いしてしまった。
恐らくGMは本当のこと言ったら山村さんがこういう風になることを想定して、敢えて妹って嘘ついたんだろうけど。
とりあえず、今どうこう私が考えてもしょうがないと思い、持って来てもらった洋服に着替えることにする。
怒りなのか恥ずかしさからなのかどちらかわからないくらいにドキドキして体中が熱い。
「GM、どういうことでしょうか?」
扉の向こうで山村さんの震える声が響いた。
「どういうこと?まぁこういうことだ」
・・・・・・は?
「GMは昨晩、自分の妹さんが急にこっちに着がえも持たず押しかけてきて困ってるとおっしゃられてませんでしたか?」
「そうだったか?酒に酔っててあまりよく覚えてないが」
「GMがおモテになられるのは重々承知しておりますが、まさか・・・・・・まさか、ご自分の顧客に手を出されるなんて。それは秘書としても目をつむることはできません!」
手なんか出されてません!って思わず心の中で叫ぶ。
「話すと長くなるから、また今度ゆっくりと説明するよ。とにかく山村が思ってるようなことは全くないから安心してくれ。俺もそんな野暮なことはしないさ」
GMの深いため息が聞こえた。
「では、私はこれで失礼致します!」
尖ったハイヒールがカツンカツンと強めの音を響かせ遠ざかっていき、部屋の扉がバタン!と勢いよく閉まった。
これはややこしいことになってしまったに違いない。
私ももっとゆっくりシャワー浴びてこればよかったのに、いつものようにカラスの行水だったことが災いしてしまった。
恐らくGMは本当のこと言ったら山村さんがこういう風になることを想定して、敢えて妹って嘘ついたんだろうけど。
とりあえず、今どうこう私が考えてもしょうがないと思い、持って来てもらった洋服に着替えることにする。