そばにいさせて~クールなあなたとのセカンドストーリー⭐番外編追加⭐
GMが連れていってくれた御宿海岸の砂は白くてとてもきれいで、想像通り海にはたくさんのサーファー達が泳いでいた。
光る波間にサーファーが波を操る姿は何時間でも見ていられる。
そういえば、こんな光景見るのも久しぶりかもしれない。
GMとテトラポッドに腰掛けて海を見ていた。
なんだか不思議な気持ちだ。
あのハピーオフィスの、真知さんが大いに絶賛していた東條大智GMの隣で一緒に海を眺めているなんて。
真知さんが聞いたら気絶するんじゃないかしら。
それにしても。
初めて会った時は、GMのとんでもないくらいのオーラと威圧感に息も出来ないほどだったけれど、今はこんなに近くにいるのに居心地のよさまで感じている。
時々意地悪なことを言ってくるけれど、それすらも笑って受け流せるほどに。
「今日は秘書の山村が君に失礼な態度を取ってしまって申し訳なかった。俺の説明不足が招いたことだから許してやってほしい」
「いえ、別に気にしてません。でも、山村さん、すごく怒っておられましたね。逆に申し訳なかったです。GMと山村さんってひょっとして・・・・・・」
言いかけて、しまった!と思い口を塞ぐ。
GMは私を一瞥するとふっと笑った。
「山村は優秀な秘書だ。とても信頼している。でも、俺にとってはそれ以上でも以下でもない」
「はい・・・・・・すみません。そんな立ち入ったこと聞いてしまって」
そう言いながらも、なんだかホッとしている自分がいた。
真知さんも言ってたけれど、GMが選ぶ相手は山村さんみたいな人とは違うような気がしていたから。
っていうより、そうであってほしいって言った方が正確かもしれない。
光る波間にサーファーが波を操る姿は何時間でも見ていられる。
そういえば、こんな光景見るのも久しぶりかもしれない。
GMとテトラポッドに腰掛けて海を見ていた。
なんだか不思議な気持ちだ。
あのハピーオフィスの、真知さんが大いに絶賛していた東條大智GMの隣で一緒に海を眺めているなんて。
真知さんが聞いたら気絶するんじゃないかしら。
それにしても。
初めて会った時は、GMのとんでもないくらいのオーラと威圧感に息も出来ないほどだったけれど、今はこんなに近くにいるのに居心地のよさまで感じている。
時々意地悪なことを言ってくるけれど、それすらも笑って受け流せるほどに。
「今日は秘書の山村が君に失礼な態度を取ってしまって申し訳なかった。俺の説明不足が招いたことだから許してやってほしい」
「いえ、別に気にしてません。でも、山村さん、すごく怒っておられましたね。逆に申し訳なかったです。GMと山村さんってひょっとして・・・・・・」
言いかけて、しまった!と思い口を塞ぐ。
GMは私を一瞥するとふっと笑った。
「山村は優秀な秘書だ。とても信頼している。でも、俺にとってはそれ以上でも以下でもない」
「はい・・・・・・すみません。そんな立ち入ったこと聞いてしまって」
そう言いながらも、なんだかホッとしている自分がいた。
真知さんも言ってたけれど、GMが選ぶ相手は山村さんみたいな人とは違うような気がしていたから。
っていうより、そうであってほしいって言った方が正確かもしれない。